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レーザー脱毛は成長期の体毛以外は照射をしても意味がない

投稿日:2017年11月25日 更新日:

クリニックで行う脱毛には、通常医療レーザーが使用されます。
これはレーザーの特定の色に反応する性質を利用したもので、脱毛では黒い色素に反応するレーザーが使われます。

これを施術部位に照射すると毛根に熱が集中し、根元にある毛乳頭や毛母細胞が壊されます。

毛乳頭は周囲の毛細血管から栄養や酸素を毛母細胞に届け、毛母細胞が分裂を繰り返すことで発毛や育毛に結びつきますので、ここを破壊されると今ある毛は抜けて次の毛も生えてこなくなり、永久脱毛が完了するわけです。
さて、毛には成長期・退行期・休止期と呼ばれる期間のサイクルがあります。
これを毛周期と呼び、それぞれ、毛が成長して伸びていく期間・成長をやめ抜けだす期間・抜けて休んでいる期間となります。

レーザー脱毛では毛が吸収した熱エネルギーで毛根根元の毛母細胞や毛乳頭にダメージを与える方法のため、毛が離れかけている退行期や毛が伸びていない休止期には効果がありません。
成長期の毛にのみ意味があります。

成長期にある毛は全体の毛量の三分の一程度です。
そのため1回の施術で効果があるのは3割程度で、残りの毛は再び成長期になるのを待って施術する必要があります。

毛周期は部位によって期間の長さが異なりますが、2~3カ月に1度の割合で施術するのがもっとも効率が良いと言われています。

おすすめの医療脱毛の施術の受け方(自己処理・回数・予約の間の期間)

知っておきたい毛周期
医療レーザーによる脱毛は1回あたりの効果が高いため、平均して5、6回程度の施術を受ければ自己処理がいらなくなるレベルになります。

次の施術を待っている間に、前回の施術時に休止期だった毛が成長期に入ってぽつぽつ生えてきますので、自己処理する必要があります。
この時、毛抜きやワックスで毛を抜いてはいけません。これは毛穴に毛がなくなるとレーザーの効果がなるためです。可能なら少し肌表面に毛先が残っている程度にむだ毛をカットするのがおすすめです。

クリニックでは、6回や9回などの回数パックや回数無制限プランなどさまざまなコースを設定しています。
5、6回程度で毛が目立たなくなることがほとんどですが、剛毛だったり毛の量が多かったりするともう少し回数が必要なことがあります。

クリニックでは初回にカウンセリングを行って、患者の状態と希望に合わせたプランを提案してくれますので、よく相談してプランを決定しましょう。

なお、医療レーザーは照射力が強いため、時に赤みや炎症などを起こすことがあります。クリニックでは炎症止めの薬を塗るなどのケアがありますので、ふつうは一日程度で症状は治まります。

もしもいつまでも赤みや腫れが引かない、痛いといったことがあったら、クリニックにお問い合わせし、指示を仰ぎましょう。

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